吉里吉里上でユーザによる不正な操作を禁止するスクリプト 機能: デバッグウィンドウ表示したり要らんプラグイン読み込んだり 要らんコマンドラインオプションが指定されたりするのを 禁止する。 デバッグ時はもちろん不要だが、ゲームリリース直前に 追加して、リリースしたゲームで、ユーザのイヤな操作を 禁止することを想定している。 使い方: 1. Afterinit2.tjs を data/scenario/Afterinit2.tjs として配置、   中身を適当に編集。既にAfterinit2.tjsを使用している場合は、   イイカンジにマージすること。 2. krkr.cf(吉里吉里Zの時は tvpwin32_hash64.cf)を、   <ゲーム名>.cf として <ゲーム名(krkr)>.eXe と同じ   ディレクトリに配置、中身を適当に編集。   既に<ゲーム名>.cfを使用している場合は、イイカンジにマージ   すること。 3. フツーにゲームを起動する Afterinit2.tjs: 要らんことされるのを禁止するスクリプト本体。 data/scenario/Afterinit2.tjs として配置することで、今まで デバッグコンソールなどを表示していたとしても表示しなくなる はず。中でいろいろ禁止しているので、導入前に中身をじっくり 読み、必要な部分を変更すること。一番変更が必要なのは、 読み込みを許可する吉里吉里プラグインを列挙する check_loaded_plugins() の引数部分。 なお、要らんことされてるなと判断した場合は、問答無用でゲーム を強制終了させる。実に男らしい。 krkr.cf: krkr.exe に渡すコマンドラインオプション設定。krkr.exeと同じ ディレクトリに配置すること。既に存在する場合はイイカンジに マージする必要がある。 krkr.exe は自動的にこれを読み込んでコマンドラインオプションを 設定してから起動する。主にホットキーを禁止するために使用して いる。詳細は以下を参照。 http://devdoc.kikyou.info/tvp/docs/kr2doc/contents/CommandLine.html このファイルは、krkrconf.exe により作成する。手で編集しても いいが、そうするとよく間違うので注意。 このファイルが存在しなかったり、指定されたくないコマンド ラインオプションがkrkr.exeに渡されると、Afterinit2.tjsが ゲームを強制終了させる。 なお、このファイルの拡張子前までは、実行ファイル(krkr.exe)と 同一でなければならないことに注意。実行ファイル名を変更して 居る場合は、それに合わせてこのファイル名も変更しなければ ならない。 tvpwin32_hash64.cf: krkr.cf の吉里吉里Z(tvpwin32_hash64.exe)用設定。従って 吉里吉里2を利用する時には不要。 -startup と -readencoding オプションについては以下を参照。 http://krkrz.github.io/updatefromkr2.html 現在はゲームスクリプトはShift_JISで書かれていると仮定して いることに注意。 四方山: ・同人ゲームレベルなら、data/scenario/Afterinit2.tjs として  配置すれば十分。市販ゲームレベルなら、こんなのに頼ってないで  もっと自分で考えてください。 ・こういうのをやりすぎると、実際にリリース後にゲームのバグが  顕在化した時に、ログが取れなくて困ったりすることもある。  ログレベルやログファイルに残すかどうかは十分考慮して決める  こと。 ・Afterinit2.tjs として配置すると、patch.xp3 などで  上書きされてしまうので、禁止の仕方が甘いと言われれば甘い。 ・他にもこういうの禁止した(しない)方がいいんじゃないか?と  いうものがあれば教えて下さい。