コンフィグ画面・セーブ画面・ロード画面例 はじめに: 吉里吉里/KAGで初心者が一番困るのは、自由に使える汎用的なコンフィグ 画面・セーブ画面・ロード画面が無いこと。そして、いろんなところで いろんな人が作ったものが頒布されているのだが、すぐ使えなかったり いまひとつ使い方がわからなかったりすること。 というところで、じゃぁ我輩が作るとしたらどうなんよ、というので 作ってみたのがこちら。見栄えは名作 krclick_tjs20.tjs(もう頒布されて ないよね…)をモノスゴ参考にしてるけれど、中身はKLayers.ksを元に 再作成した全くの別物。 使用方法: ・前提として、KLayers.ksとTJSFunctions.ksをdata/scenario/あたりに配置。 ・data/system/Config.tjsに、以下の設定項目があるのを確認。 freeSaveDataMode = false; saveThumbnail = true; numBookMarks = 48; thumbnailWidth = 128/640*scWidth; ・で、first.ksの先頭で以下のようにしてプラグインを読み込む。 [call storage=Krclick.ks]  その後、以下を実行すると、右クリックルーチンが利用できる。 [rclick call storage="Krclick.ks" target="*krclick_config" enabled=true]  停止するには以下を実行。 [rclick call=false jump=false enabled=false] システムボタンからの呼び出し Krclick.ks中の以下の三つのラベルにジャンプすれば、それぞれの 機能が使用できる。 *krclick_load ... ロード画面 *krclick_save ... セーブ画面 *krclick_config ... コンフィグ画面 拙作ExtSystemButton.ksを利用するなら、kag.callExtraConductor() で呼び出せばよい。以下のように記述する。 ; ロードボタン [sysbutton ... exp="kag.callExtraConductor('Krclick.ks','*krclick_load')"] ; セーブボタン [sysbutton ... exp="kag.callExtraConductor('Krclick.ks','*krclick_save')"] ; コンフィグボタン [sysbutton ... exp="kag.callExtraConductor('Krclick.ks','*krclick_config')"] ファイル: Krclick.ksは、三つのファイルから構成される。三つに分かれている理由は、 ルーチンとデータを分割管理するため。  ・Krclick.ks : このファイル。右クリックルーチンのメインルーチン  ・Krclick_Data_Config.ks: コンフィグ画面を構成するレイヤの配置データ  ・Krclick_Data_SaveLoad.ks: セーブ画面・ロード画面を構成するレイヤの配置データ データファイルをつつけば、好きにカスタマイズできるようになっている。 注意事項: ・一応、ゲーム画面の縦横幅(scWidth/scHeight)を変更しても、それに  追従してボタンの位置・大きさ・フォントを変更する。はず。でも微調整は  適当に。rposx(#)とrposy(#)の#はscWidth x scHeight=640x480のときの  座標を表し、画面の大きさを変えても比率を変更しないような工夫。 ・デフォルトでは画像を全く必要としないが、データファイルをつついて  graphic: というメンバを指定すれば、背景やボタン、スライダーなどに  画像ファイルを指定することができる。 ・設定詳細はKLayers.ksに依存する。のに、KLayersの使い方まだ書けてない… ・まだβ版なので、不具合があっても笑って許せる人のみ使うこと。  可能なら再現環境を提供頂ければ、対応する所存ナリ。