気になった人は、 東海バネ工業の 「 ばね検討ソフトver1.0 コイルばねっと」を使ってみよう。結構面白い。
フ ロ ン ト ス プ リ ン グ |
モノ | 線径 | 中心径 | 内径 | 外径 | 自由長 | 有効巻数 | 総巻数 | 備考 |
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黒ばね1 | 3.5mm | 25.5mm | 22.0mm | 29.0mm | 90.0mm | 8 | 10 | 結構きれいでヘタってはないと思う | |
黒ばね2 | 3.5mm | 25.5mm | 22.0mm | 29.0mm | 90.0mm | 8 | 10 | かなり錆びていてヘタっているが…長さが1と同じなのはなぜ? | |
赤ばね | 3.65mm | 25.65mm | 22.0mm | 29.3mm | 87.0mm | 8 | 10 | きれいなのに長さが短いのはヘタっているからか? | |
某店オリジナルスーパーハードスプリング | 5.0mm | 27.0mm | 22.0mm | 32.0mm | 95.0mm | 7 | 9 | 線径がドカっと太くて、なるほどのばね係数 | |
リ ア ス プ リ ン グ |
モノ | 線径 | 中心径 | 内径 | 外径 | 自由長 | 有効巻数 | 総巻数 | 備考 |
赤エラストマー | - | - | 11.9mm | 31.0mm | 39.0mm | - | - | 40.0mmが基本サイズ…のハズ…。中のスイングアームに固定するアルミ棒は φ12.0mm | |
黒エラストマー | - | - | 11.9mm | 31.0mm | 38.3mm | - | - | ||
某店オリジナルスーパーハードスプリング | 7.2mm | 24.7mm | 17.5mm | 31.0mm | 40.2mm | 3 | 5 | 樹脂のガードつけると全長42.2mmに。 フィッシュボーンがハマらなくなるんだよねー |
…というところで、長時間頓挫していたのだが。
自前で探してみる。東京発条製作所の ホームページはこちら。うーん、価格は書いてないなぁ…けど、使えそうな 強力ばねとやらは、TF/TL/TM/TH/TBと各種揃っていて、しかも直径・長さの バリエーションがやたら豊富。ちゃんとページ下部のPDFに、ばね定数も載っている。 これはスバらしい。BD-1に使うなら直径30mm x 長さ40mm のものが ジャストフィットのはず。このときのばね定数(N/mm)を、PDFから抜き出して 書いておこう。
フロント用(φ30mm、長さ90mm)ただしこれは内径が15mmなうえ、丸線ではないことに注意。実質は使えない
リア用(φ30mm、長さ40mm)ただしこれは内径が15mmなことに注意
なるほど…フロントはともかく、リアは使えそうな予感。 ただ、こればっかりは実際に試してみるしかないのがつらいところ。 懸念点として、エラストマーは言えば固体なので、 ばね定数は一定ではなくて、押せば押すだけばね定数が上がるんじゃないかなー という気がしないでもないというそんな。
モノタロウも実は一般販売をしておらず、 一般消費者のお客様はインターネットホームセンターIHC.MonotaRoをご利用くださいと表示される。 じゃぁ、とインターネットホームセンター IHC.MnotaROに行くと、 検索すれば出てくるのだが、欲しいサイズがなかったりする。欲しいサイズが あれば買えばいんだけどね…。
結局、 一番品揃えがよくてまっとうに一般消費者が買えるのはAmazonだという。 外資にやられっぱなしでいいのか日本企業。個人的にはミスミに頑張って 頂きたいが、一般向け販売はクレームがつきもので、そういうの面倒でコストかかる からやらんわなという話をどこかで見たような気がする。残念。 Amazonで買うと一本1000円以上しちゃうので、元が250円とか300円とかだと 考えるとちょっと悲しい。でも背に腹は変えられない。
リアサスペンションを置換するために、 TH30x30を買ってみた。通常なら30x40(長さ40mm)なんだけど、我輩のは20インチ化 してるから30mmでいいの。で、適当に余ってたプラ板とかを削ってスペーサにして、 余ってたゴム栓を削って止め具にして、今のリジッド(TSキャップ)と交換。
だが残念、実際に走ってみて、これはダメだと思った。こんなカンジ。
最初の二つはまぁTBに変えればいいんだろうけど、後ろ二つが致命的。 確かに、硬いものの上に2cmくらいの高さから落とした時に、エラストマーより 明らかに暴れるカンジが強い。むぅ、やはりダメかー。
というわけで、ばねを試すことでエラストマーのメリット(底つきしない、 制振効果が高い)を認識したのでした。
結論・我輩にバネは合わなかった!
でも、新たな構想が浮かんだので、それは続編にて!