本文書は、 ダメな小径車defiさんを、 分不相応にも カドワキパウダーコーティングで塗装してしまった顛末を示す。
理由は以下の二つ。
そりゃもう再塗装するしかないでしょう!だってフレームは 大好きなんだから!
せっかくやるならいいものを、というだけ。あと近所に代理店があったというのも。
以下のようなカンジ。他にお客様が居なかったこともあって、モノスゴスムーズ。
見積もりは、バラシ(5000円)+組み立て(5000円)+塗装(40000円)で50000円弱くらい。 バラシと組み立てが予想の半額くらいだったのは嬉しい誤算。というか、ヘッド パーツの圧入とかまであるのに、ホントにそれだけでいいの?というくらい良心的な 価格だと思う。もちろん塗装するからというのでサービスしてもらってるんだろう けれど。そして、そんかし塗装は思ってたより一万円くらいお高かった。でもまぁ そこはオトナ財布でなんとか。
今回は単色でワインレッドを希望。マツダのRX-5みたいな深くて渋い赤がお好み なので。サンプルがちょっと明るく見えたのがやや不安。ロゴ入れたりすると 塗装価格が上がるので、そのあたりは予算とご希望との相談で。
これが2017/12/23。クリスマス前とか年末年始を挟んでるからちょっと対応遅く なるだろうなぁとは思ってた。帰省のときはBD-1持って帰るからいいか、と。
2018/02/04受け取り。一ヶ月以上かかったことになる。まぁこんなもんでしょう。 受け取り時に、ダメになってたケーブル類の交換費用を上乗せして支払い。50000円 ちょっと超え。でもケーブルは前から換えたかったからちょうどよかった。
塗りには大満足。うん…いい…。なんか色がワインレッドじゃなくて
えんじ色に見える部分がちょっと残念だが、まあわかってたことなので許容範囲内。
さすがにカドワキ、実に美しく塗装してあって、これがあのボロボロのdefiさんだとは
思えない出来栄えに、奥様うっとり極太レーザー。これだったら
新品だといわれても信じちゃうね。いい!
塗っちゃいけないところはちゃんとマスキングされてて、 たとえばリアの車軸部分とかシートチューブの頭とかヘッド・BBワンとかは 塗装が入らないようになってて、それも高級感が出ててよかった。 面取りまでしてくれたかどうかは不明だ(たぶんしてない)が、 この自転車はそこまで拘ってるモノじゃないから、まぁ動けばいいでしょ、 というところ。そもそもこのヘッドパーツ1000円とかだし。 気になるなら後から自分でもできるしね。
ショップのblogで事例として紹介してもらった。 なんか写真でみると少し暗くていい色だな…。
カドワキパウダーコーティングで塗装してみて、よかったところ。
一方、気になったところ。
車体番号が消えてしまったのは結構あわてた。もちろん盗まれることはないと信じたいが、そうなった時に我輩のものであると証明することができない…。一応番号をメモしてはいるけどさ。
あとはショップの話。パーツが簡単に洗浄されてたのとか、ケーブル交換するかどうか 電話で確認してくれたとか、色々細かく気を使って頂いた。でも、トラブルを 防ぐためには、以下は実行した方がいいね、という備忘録。
返ってきた自転車を確認すると、 ストラップ式のボトルケージホルダーの取り付けに失敗してゆるゆるな上に (取り付けを試行した時のものだろう)フレームに小傷がついてるとか、 リアディレイラーのインデックスが全然合ってなかったとか、 フロントディレイラーもバンド締め付けが甘くてぐらぐらしてたとか、 サドルの高さが預けた時から5cmくらい低くなってたとか、 自作ライトをブラケットに止めてたストラップが切れてた(連絡はもらった)とか、 BBの締め付けが甘くて踏み込むとカツカツ音がするようになってたとか、 まぁいろいろあった。どれも小さな不具合だし、バラした以上再調整は必要なので、 これはショップが悪いのではなくてそういうもんだということ。だからこそ、 上の注意点を書いたわけで。
カドワキパウダーコーティング、スッゴくいいよ! ちょっと費用はかかるけれど、十分その価値はあると思う! 愛着あるけど塗装が痛んだ自転車を持ってる人は、是非試してごらんなさい!
次はあの、錆び錆びのBD-1の塗装だな…!